ジンジャーシロップやクラフトコーラを流通させるには vol.9

わたしたち buddha mountainのプロダクト、GINGER LEMON HONEYの販売・流通についての連載です。

前回はこちら

LPをいくつか作り、出稿してみたものの全くの無風だったところまで、前回はお話させていただきました。

これに焦った私は、これまで学んできた本やWEBサイトなどのノウハウを再チェックし、キーワードの見直しやLPの改善に取り掛かりました。
閲覧数は徐々に上がっていくものの、購買にはつながらず途方にくれました。

消えゆく広告予算を目にしながら、(たぶん)一番やってはいけないことである、「発作的に広告を止める」のと「突然再開する」というのをくりかえしてしまいました。
そこで、なぜ購買につながらないのかと、仲間と議論をすることにしました。

・購買へのハードルはやはり高い
・ある程度知名度がないと広告は効かないのではないか
・WEBサイトの掲載情報が少ないから信頼度が低いのでは
・食べ物なので、リアルで販売しているような実績がないと買わないのでは

どれもそれなりに根拠がありそうですが、データに表れるような内容ではないため、判断がつきません。
こうなったら直感に従うしかありません。

われわれ buddha mountain は「何もしない、をする」をコンセプトに掲げていますが、第一弾製品にGINGER LEMON HONEYを選んだのは、ニューヨークやポートランドといった地域の、小さなブランドに触発されてのことでした。
彼の地には、その名の通り小さな醸造所であるマイクロブリュワリーをはじめとして、コーヒーや飲料、アクセサリーなどの、小さいながらも個性豊かなブランドが続々と生まれていました。

日本にも着実にその流れは来ていて、なかには店舗を持たず、キッチンカーや各地のマーケット出店を中心に活動をしているところもあるようでした。

「これだ!」と直感的に思った私たちは、各地のマーケットへの出店のために動き出しました。

今日も読んでいただき、ありがとうございます。ネット広告とマイクロブリュワリーのような、一見、食い合わせの悪いもので相乗効果を生めないかというのは、設立当初から考えていたことです。

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