雨降りのためのカエル
今日は吉祥寺に行く用事があったので、いつもそうするように井の頭線の新代田駅から世田谷の自宅まで歩いて帰った。雨が降っていたので、電車を乗り継ぐか、ターミナル駅まで出てバスに乗ろうかと思ったが、貴重な運動機会なので歩くことを選んだ。
そこで出会ったのがこのカエルである。
吉祥寺には友人の経営するビストロ、Le petit restaurant Kiyo(ル・プチ・レストラン・キヨ)があるので、ちょくちょく訪れている。
何を隠そう、GINGER LEMON HONEYはオーナーの鎌谷氏に監修をお願いした。ハモニカ横町の隠れた名店なので、吉祥寺に訪れた際はぜひお立ち寄りください。GINGER LEMON HONEYも飲めます。
https://www.instagram.com/KIYO_825_KICHIJOJI/
この帰り道は、kiyoで飲んだ後の終電での帰り道に歩くことが多く、過去に何度も通っているはずなのに、気にも留めなかった。
おそらく
・雨がふっていた
・昼間で視界がよかった
ことで気づけたのだと思う。カエルたちは、雨の到来喜んでいるように見えて、少し足取りが軽くなるのを感じた。
今日は午前中からじめっとした天気の中、撮影や打ち合わせがあり、すこし疲れていたのだが、適度に運動したことと、思いがけない発見があったことで午後は生産的にこなせた。
われわれbuddha moutainは「何もしない、をする」をコンセプトに掲げているが、「何もしないために、すべきことはなにか」という一見矛盾した問いをー禅問答のような問をー自分たちに課している。
没頭すること、同じことを繰り返すこともそのために有効だと感じている。
頭を空っぽにして、雨の音に耳をすませながら、歩く。無心に両足を前に進める。
これにより、「何もしない」ことができたのかもしれない。
カエルの笑顔に新サービスのヒントを得た気がした今日この頃。些細な発見を大事にしていこうと思いを新たにしました。
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