自然とのふれあいとおりあい

わたしたちbuddha mountainは「何もしない、をする。」をコンセプトに掲げて活動していますが、その具体的な手法として、自然とのふれあいを大切にしています。

流行しているアウトドア、キャンプはもちろん、もう少しゆるく、外飲みや散歩、ピクニックのような手軽に簡単にできるものこそ、buddha mountain らしいかなとおもっています。

というのも、われわれのプロジェクト(?)のスタートは、多摩川河川敷での外飲み。
当時はデイキャンプなんて言っていましたが、男3人集まって、つまみを持ち寄り、他愛もないというかくだらない話をするところから、構想を練っていったのです。

ところで、普段わたしはインタビュー仕事をする機会も多いのですが、建築家や海外への赴任を経験されているような、日本以外の地域で活躍されている人たちが口を揃えて言うのが、「日本の自然の豊かさ」です。

それも、「都市部と田園の境がなく、いつのまにか緑豊かな地域に入る」ようなところは、ちょっと他にないという話をされる方が何人もいらっしゃいました。

そんな恵まれた環境にも関わらず、特に日本の都市部で暮らす人びとは、そのことを忘れがちというか、意識すらしないのではないでしょうか。

都市と農村のように、都市と自然、自然と文明も対立概念として扱われます。
しかし、こと日本においては、そこがシームレスな地域が多く、少し散歩に出るだけでも、自然の恵みを感じられます。
ここには、土木の専門家の方々や行政の不断の努力があることも、忘れてはならないと感じます。
ある土木の専門家の方にお話を聞いたときに、ご自身をはじめとする土木の仕事は「自然とのおりあいをつけることだ」とおっしゃっていたのが印象に残っています。

自然を愛し、自然とともに生きてきたこの国で、自然とのふれあいとおりあいが調和したかたちでくらしていける。そんなサービスを作っていけたらと考えています。

今日もお読みいただき、ありがとうございます。新プロダクトにも、そんな想いを込めています。近々、皆さまにお披露目できる予定です。

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