禁煙セラピーと自己セラピー

こんにちは、こんばんは buddha mountain の岡尾です。

皆さんは禁煙セラピーという本をご存知だろうか。

僕の周りの禁煙者は、ほとんど皆この本によって禁煙に成功している。漫画版がkindle unlimited で無料になっていたので、「禁煙しなければなあ」なんて考えている諸氏は、ご一読を強くお勧めします。

僕はあいにく(?)タバコを吸ったことがないので、この本にお世話になったことはないのだが、類書の「ダイエットセラピー」は過去に読んで10kg程度のダイエットに成功したことがあった。
これもまた類書の「禁酒セラピー」はこの前読んで、大いに共感しているけれども、禁酒はまだしていない。
もの好きなことに、禁煙セラピーも読んだことがあるのだけれど、これらの本は、同じメソッドにしたがって書かれているというか、ほとんど同じ内容である。

手を変え品を変え、たばこや酒や食品(の組み合わせ)が「毒」であるかを訴えることで、読み終わる頃には「もういいかな」となっているという寸法である。

禁煙セラピーによる禁煙成功者はまわりにかなりいるのだが、ダイエットセラピーで痩せた人は、昔は聞いたことがあるが、今はあまり会わない。
禁酒セラピーに関しては、これで禁酒した人は知らない。

「禁煙」というのが、それだけ当たり前のものになっているというか、社会からタバコ自体が忌避されているので、やめるときの障壁が少ないのも禁煙が成功しやすいポイントなのかもしれない。タバコも吸ったことのないような自分が、こんなことを言うのも申し訳ないような気もするけれど……。

ところで僕はずっとダイエットをしているのだが、ツイッター上でITジャーナリストの本田雅一さんとこんなやりとりをさせていただいた。

 

本田さんはITサービス、機器に関する精緻なレビューで知られるだけでなく、58kgのダイエットに成功・維持されているスーパーダイエッターでもある。


ダイエットは道半ばであるが、本田さんの言う「何か単一のことをやるのではなく、理解した上で自分の生活に取り入れたり、行動変容を促すセルフセラピー」
というのが、ダイエットの王道であり、これが「正解」というメソッドはないのだと再認識。どこか楽な道を探していたので、気が引き締まった。

ところで冒頭に挙げた、禁煙セラピーをはじめとする本たちにも「セラピー」と銘打たれている。あの本たちには確かに行動をドライブする何かがあって、それは

・自分が悪いのではない
・心を開いて思い込みを捨てよう

というメッセージだと思う。

さらに行動を変えられたことにより、自分を肯定するような過程が踏めれば、自己セラピーになるのかもしれない。

今日もお読みいただき、ありあがとうございます buddha moutain でも自己セラピーにつながるような取り組みができればいいなとぼんやり考えています。
肯定ペンギン?

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