欲しいものはていねいな暮らし?

 

最近あまり聞かなくなったような気がするが、「ていねいな暮らし」という言葉というか概念について、やいのやいの言い合っているのを目にすることがあった。

私としては、ていねいな暮らしにとても惹かれるけれども、なかなか難しいよなあというスタンスで、多くの人がそうではないかと思う。
否定派のひとたちも、否定にエネルギーを使うくらいなのだから、そんな余裕があればていねい暮らしてみたいという人が多いのではないかと思う。否定にエネルギーを使うくらいなのだから、多少なりとも気になっているはずで、本心ではそんな生活に憧れている面もなきにしもあらずなのではないか。

かくいう私も「ていねい」に憧れるけれど、月末のデスクは散乱し、磨かれることを忘れたフローリングは無残な状態になっている。

ところで わたしたちbuddha mountain は「何もしない、をする」をコンセプトに掲げています。何回言うねんと思ったあなた! いつもお読みいただき、ありがとうございます。
このコンセプトにより、「ていねいな暮らし」一派と思われることがあるのですが、できればゆるく、ずぼらなライフスタイルのお役にたてればと思っています。

ところで僕料理が趣味で、毎日のように自炊しています。とはいえ、凝ったものやていねいなものはあまりなく、切って焼いて食う! みたいな料理ばかりしていますが、これもひとによっては「ていねい」に写るようで、人それぞれていねいに対する基準があるのだなあと感じます。

buddha mountain  は自然とのつながりも重視しているのですが、アウトドアブームにたいして、正直なところ、屋外まで行って火を起こして本格的な料理をするというのは、はなかなかハードルが高いなあと思っていました。
なのですが、友人のアウトドア好きの話を聞いたり、各種SNSのアカウントを見たりすると、着火剤で手軽に火を起こしたり、コンロを持ち込んだり、機材は全てレンタルなんてものもあったりして、手軽な楽しみ方もいろいろあるようでした。
われわれのスタートもデイキャンプという名の河原での外飲み。ていねいかどうかは置いておいて、自分のしたいことの本質を見極めて、ゆるく気軽に朗らかに生きていければなと思っています。

今日もお読みいただき、ありがとうございます。「なにもしない、をする」ために疲れるようなことはないようにしたいですね。

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